2008年2月12日

「枯山水(カレサンスイ)ってなに?」

 

今日は、編集部によく遊びに来る二人の友達、リンコピエールを紹介します。

日本のアートに興味のある二人。
これから、二人の会話をちょくちょくこのブログに載せていこうと思っています。

まずは、二人のプロフィール。

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リンコ
日本生まれ。
小さい頃から建築やデザインに興味を持ち、全国にある伝統的な町並みについて研究している大学生。
建築・文化から現代アートまで、幅広く興味を持つ。

ピエール
フランス生まれ。
日本文化に興味があり、留学生として京都に滞在中。
日本の美術についてはまだまだ初心者。
メリとは同じ研究室の同級生。
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リンコピエールは、大学のお昼休みの時間に、日本庭園についての話をしていたそうです。


リンコ
枯山水と聞いて、ピエールはどんなイメージを持つ?

ピエール
「カレサンスイ」って、日本の代表的な庭園様式だよね。
砂利がきれいに敷き詰められて、波打っちゃったりしてるやつでしょ?

「枯」という字がついてるし、ちょっと年寄りっぽい感じなのかな。

リンコ
枯山水とは、実際の緑や水を使わずして、
山や川などの自然風景を表しちゃおうっていう試み。

それは、いうなればイメージの芸術
庭を眺める者のイマジネーションで、
その庭は完成するの

まるで、眺める者と作庭家との
コラボレーション!それってすごいことだと思わない?

ピエール
セ・ボン!枯山水についてもっと知りたいな。

リンコ
侘び・寂びの文化が広まった室町時代から発達した枯山水は、
瞑想や坐禅にふさわしい造形として
禅宗寺院で多く見られるよ。

まず初めに、昭和に名庭園を多く残した
作庭家・重森三玲(しげもりみれい)による枯山水の庭を紹介しようかな。

三玲は、いけばなや茶道にも精通した作庭家。
岡山で生まれ、33才のときに京都に移り住んだの。

そんな彼が作った庭の数々は、いまやカルチャー系のオシャレ雑誌や
大衆向けガイドブックでもとりあげられるほどの人気者。

なぜってそれは枯山水の初心者にもぴったりな、
わかりやすくてモダンなものだから。

ちなみに、「三玲」の名は、作品『落穂拾い』や『晩鐘』で有名な画家の
ジャン・フランソワ・ミレー
にちなんで改名したそう。
ほら、そのミーハー的な感覚に少し親近感が湧いたでしょ?

あっと、授業の時間だ。
明日は、三玲の代表作・東福寺方丈庭園誕生の秘密について話すね。

ピエール
楽しみにしてるよ。Voyez-vous demain(また明日)!


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